Hiroto Furugen
TECH
#Design#Engineering#Process

デザインとエンジニアリングの境界

境界は「役割」ではなく「責務」

デザイナーとエンジニアという役割で線を引くと、UIの細部がどちらの担当か曖昧なまま残ります。実務では、体験の意図を誰が担保するかで切る方が衝突が減ります。

たとえば「ホバー時のフィードバック」は体験意図、実装手段はエンジニアリング側、という分担です。ピクセル値までデザインデータで固定しないことで、実装の余地が生まれます。

共通言語としてのトークン

Figma の変数とコードのトークンを対応させると、レビューが速くなります。色名や余白名が一致していると、「この余白は md で」だけで通じます。

const cardStyles = stylex.create({
  root: {
    padding: spacing.lg,
    borderColor: colors.border,
    borderWidth: "1px",
    borderStyle: "solid",
    borderRadius: radius.md,
  },
});

実務で効いたルール

  1. 画面ごとに「非交渉点(アクセシビリティ、主要導線)」を1つだけ明文化する
  2. コンポーネント単位で状態表を作り、実装前に境界ケースを潰す
  3. 仕様変更は Issue ではなく、再現手順付きで共有する

まとめ

境界をなくす必要はありません。むしろ、受け渡しの形式を標準化することで、両者が同じ品質基準で速く回せます。ポートフォリオサイトでも、その思想をコードベースに反映しています。

← Blog 一覧へ